福岡県北九州市でkintoneと連携可能なLGWAN対応型の Webフォームサービス「Bokフォーム」の実証利用開始
ローコードツールによる内製化、全国の自治体におけるDXを促進
株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市南区、代表取締役社長:松田 敏之、以下「両備システムズ」)は、サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野 慶久、以下「サイボウズ」)が提供する「kintone」で作成した業務アプリと連携可能なWebフォーム作成サービス(以下「Bokフォーム」)の実証を全国に先駆け、福岡県北九州市(市長:北橋健治、2022年4月1日現在の人口:約93万人)にて利用開始することを発表します。
北九州市では、サイボウズの提供するkintoneを導入し、業務の見直しに必要な業務システムを職員自ら迅速かつ低コストで開発することで全庁的なDX推進をされています。両備システムズの提供するBokフォームは、ドラッグアンドドロップにて利用可能なローコードツールのため、職員によるWebフォーム、業務システムの開発が可能です。北九州市では本実証での利用を通じて、kintoneの業務利活用の幅を広げ、さらなるDXの推進を目指します。
背景
政府が掲げるデジタル田園都市国家構想の実現に向けて、デジタル基盤整備の観点から、自治体職員と住民とのデジタルを活用した行政手続きの接点となるサービスへ高い関心が寄せられていますが、各自治体においては、情報セキュリティポリシーやネットワークの安全性確保の観点から、LGWAN(エルジーワン:総合行政ネットワーク)環境ではkintoneと連携するWebフォームサービスを利用できないという課題がありました。
両備システムズは、自治体職員が通常業務で利用しているLGWAN接続端末から、端末を切り替えることなく利用可能な、kintoneと連携するWebフォーム作成サービス「Bokフォーム」の提供を開始しました。Bokフォームは、職員が必要なWebフォーム、業務システムを自ら迅速かつ低コストで開発することを可能とするローコードツールです。
両備システムズは、本実証利用を通じて、Bokフォームのさらなる改良、向上を図り、自治体におけるDX促進ツールとなることを目指します。また、北九州市でのBokフォームの業務活用事例をもとに、全国の自治体におけるkintoneの業務利活用およびDXの促進を支援してまいります。
北九州市における自治体業務におけるBokフォームの活用実証(予定)
保健所での新型コロナ関連での業務活用のほか、職員時間外申請、建築物の景観計画に基づく届出申請、自治体の建物の修繕に関する庁内申請などの業務でのBokフォームの実証活用を予定しております。
Bokフォームについて
製品サイト:https://www.ryobi.co.jp/products/bridge-over-for-kintone#s4
両備システムズが提供する、kintoneと連携可能なWebフォーム作成サービスです。インターネット環境だけでなく、LGWAN環境にもWebフォームの作成・公開や「kintone」と連携したデータ登録、および登録した情報の閲覧が可能です。(地方公共団体情報システム機構 LGWAN-ASPサービス認定登録番号:A831150)
Bridge over for kintoneについて
製品サイト:https://www.ryobi.co.jp/products/bridge-over-for-kintone/
両備システムズが提供するkintone連携サービスです。「ファイル無害化」「帳票出力」「退避・復元」「ファイルストレージ」「Webフォーム連携」をkintoneプラグインとして提供しており、kintoneをLGWAN 環境で利用可能とするクラウドアクセスサービス「R-Cloud Proxy for kintone」との組み合わせにより、LGWAN環境での利用も可能です。2020年の提供開始以来、自治体や企業などで幅広く導入されているkintone連携サービスです。
本件に関するお問い合わせ
株式会社両備システムズ クラウドビジネスカンパニー
TEL:086-264-0114