株式会社両備システムズ（本社：岡山県岡山市、代表取締役社長：松田 敏之、以下　当社）は、ロジスティードグループの物流ITシステム全般を提供するロジスティードソリューションズ株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役社長：米倉 俊輔、以下　LDS社）と物流センター管理システム「ONEsLOGI／WMS」(以下　「ONEsLOGI／WMS」)のクラウドサービスにおいて、 戦略的パートナーとして業務提携を締結しました。これにより、本日より「ONEsLOGI／WMS」クラウドサービスの販売を開始します。
当社が提供するセキュリティ製品、データセンター、BPOサービスと組み合わせ、両者が協力してお客様への販売を強化いたします。

背景

物流業界では2024年問題によりトラックドライバーや倉庫内スタッフの人手不足が深刻化し今後、システムなどを活用した業務改善のニーズ拡大が予想されます。また手書きの指示書やFAX等アナログな作業をしている現場も散見され、データを活用した労働生産性向上が期待される業界となっています。
当社は、2024年6月よりサービスを提供している物流システムとして、バース入退場管理システム「R-Teams(アールチームス)」をベースに、数の確認時間を約20％時間短縮できるAIカウントツール「CountShot（カウントショット）」を組み合わせることで、１運行あたりの荷待ち、荷役作業等にかかる時間を約30%削減（最大60%削減）することができるシステムの提供を開始しました。
物流2024年問題の解決に役立つソリューションを拡充し、物流業、製造業等のお客様に対して、幅広い物流システムの提案ができることを目的にLDS社と戦略的パートナーとして業務提携を締結に至りました。

業務提携内容

LDS社の物流センター管理システム「ONEsLOGI／WMS」の販売だけでなく、LDS社の支援を受け当社で業務要件定義、設計、開発、導入を実施します。また、「ONEsLOGI／WMS」の環境を当社データセンター「Ryobi-IDC」内に構築して当社のクラウドサービスとして提供します。
当社が独自のセキュリティサービスおよびスピードと安全性の両立を実現するBPOサービスと組み合わせるなど、LDS社と当社の強みとなるサービスを組み合わせて、物流DXでお客様の課題解決に取り組みます。

物流センター管理システム「ONEsLOGI／WMS」の特長

• 入荷、在庫、流通加工、帳票発行、出荷、棚卸などの効率化と一元管理

• ハンディターミナルを活用した入出庫検品

• 中小規模の倉庫から大規模な物流センターまで幅広く対応

• 倉庫内作業の進捗の可視化

• 当社データセンターを活用したクラウドサービスとセキュリティ対策

ロジスティードソリューションズ株式会社について

ロジスティードソリューションズ株式会社は「人と環境を大切にし、最先端ロジスティクス技術の提供を通じて豊かな社会づくりに貢献します」を企業理念として掲げ、ロジスティードグループの物流ノウハウを融合した物流ITに特化したシステムインテグレーターです。
多様な業種・業態のお客様の物流システムを中心として600社以上の導入実績があり、サプライチェーン全般をワンストップで提供できる高度な技術と最適なITソリューションを構築し、物流分析、コンサルテーション、保守に至るまで、一貫したサービスを提供します。

今後の展望

当社とLDS社の提携により、当社の新規顧客や既存顧客における基幹システム、倉庫管理システム、バース管理システム、AIを活用した外観検査システム等と連携し、一気通貫のロジスティクスサービスの提供が実現でき、物流に関する事業の拡大を目指します。

ロジスティードソリューションズ株式会社　会社概要

なお、ONEsLOGIは、ロジスティードソリューションズ株式会社の登録商標となります。

このページに関するお問い合わせ

株式会社両備システムズ　民需営業統括部 　プロダクトビジネス営業部
電話：086-200-1020