標的型攻撃、不正アクセス、内部からの情報漏えいなど企業や団体の事業を継続する上で、脅威となるセキュリティインシデントはますます増加しています。マイナンバー時代を迎え、守るべき個人情報や対策への意識がより高まっています。
セキュリティ対策として「本人認証」の強化はITシステムの基盤となるものです。暗号化や仮想化によるデータ保護、ログの管理だけでは、ID/パスワードの流失・漏えいによる不正アクセスやなりすましを防げず、情報資産の不正利用のリスクは残ったままです。
認証強化のシステム導入は、顧客情報、取引先情報など守るべき情報資産を抱えるすべての企業、団体において必要なセキュリティ対策です。
製品概要
多要素認証・シングルサインオン対応
「ARCACLAVIS Ways」は、多要素認証・シングルサインオンに対応した認証セキュリティソリューションです。これまでのID/パスワードによる認証を、ICカードや生体情報よる多要素認証に置き換え、セキュリティを強化します。通常のPCはもちろん、ゼロクライアント/シンクライアント端末、でもご利用いただけます。
さらにシングルサインオン機能により、業務アプリケーションのID/パスワードを自動入力できるため、ユーザの利便性も向上します。ユーザに「実際のパスワードを教えない運用」も可能になるため、パスワード漏えいの危険から利用者・管理者を解放します。
その他、動的ネットワークアクセス制御機能、外部デバイス制御、ログ収集、Active Directory連携など、お客様の運用に合わせてご利用頂けるよう、多種多様な機能をご用意しております。
実績・信頼
ARCACLAVISシリーズは1998年より開発・販売を続ける信頼のセキュリティ製品です。
官公庁、自治体、金融、生保など多くのお客様に導入されており、トータル140万ライセンスの販売実績があります。
自社/国内で開発・サポートを行っており、あらゆるお客様のニーズに応える運用性と信頼性を提供します。
汎用性・拡張性
多要素認証対応により、お客様に最適なご提案が可能です。また、シングルサインオンはクラウドサービス、イントラWebアプリケーション、クライアントサーバ型アプリケーション(C/Sアプリケーション)など様々なアプリケーションに対応しています。
国産自社開発製品の強みを活かし、お客様のニーズに沿ったカスタマイズ要求にも柔軟に対応します。
管理・運用負荷の軽減
管理者の負担を軽減する機能を多数搭載。Active Directory連携によりユーザ情報の追加や削除を自動化できます。ログ収集機能で、Windowsや業務システムへの認証ログが集約されるため、システム利用の「見える化」も可能になります。ICカードなどの認証デバイスを忘れた場合や紛失時の消去など緊急時対応の機能も備えています。シングルサインオンを利用することで業務システムの「パスワード忘れ対応」が不要になり、情報システム部門、ヘルプデスクの負荷軽減に繋がります。
短期間導入・コスト削減
パッケージ製品により、アプライアンスのように「後からカチャッとはめる」イメージで導入できます。
シングルサインオンも連携システム側に手を入れる必要がないため、短期間導入を実現でき、SI費用も大幅に削減することができます。